ゲーマーではないけれど


日本では一昨年、イギリスでは昨年『Shadow of the Colossus』というタイトルで発売されたゲームソフト『ワンダと巨像』、私の中でちょっとマイブームに・・・といってもゲーマーなのは私ではなくダンナさまで、彼がプレイするのを私は映画のような感覚で観るだけなんですが、手に汗にぎる感じで、壮大な風景も主人公ワンダが戦う巨像達のデザインも素晴らしいし、音楽がまた良い!
・・・と言っていたら彼がサントラCDを見つけてくれて、これがすごく気に入ってヘビーローテーションで聴いています。ゲーマーではなくともドラマチックな感じのゲーム音楽は大好きで(『Metal Gear Solid』とか『Halo』とか)、好きな映画やアニメのサントラもよく聴くのですが、大谷幸さんが手掛けられたこの『ワンダと巨像』のサントラは私の中で久々の大ヒット、繰り返しずーっと聴いていても全然飽きません。


それから先日ネットで巨像のフィギュアも見つけて、迷わず買ってしまいました。小さいけれど精巧にできていてなかなかの迫力、リビングルームのテレビ台に並べて飾っています。


多くを語らずひたすら巨像との闘いに的を絞った特殊なゲームなため、好みが分かれるらしいですが、私は感情移入して観られたし、切ないエンディングには涙しました(実際にプレイもせずに言うのもおこがましいですが)。これなら同じ制作チームが作った前作『ICO』も、『ワンダと巨像』ともつながりがあるらしいし面白いだろうと思うのですが、現在ダンナさまは最近出た『Final Fantasy XII』や『Ghost Recon Advanced Warfighter 2』に夢中・・・まぁ私も気になるなら自分でやってみろって感じですけどね(笑)。

ゲームといえば、『LittleBigPlanet』という新しく出るゲームに The Go! Team の "Get It Together" が使われているとのことで、デモ映像を見ました。めちゃくちゃキュートでリアルでクリエイティブ、音楽もぴったり〜♪
2007年03月21日(水) 春分の日

海外アーチスト口調 in 日本語

フジロックでの初来日時にやったインタビューが載ったある雑誌を、VroomのSimaさんが送ってくださいました。写真を見て「懐かし〜い」なんて言いながらインタビューを読み始めると・・・ん?・・・私がインタビュアーさんにタメ口をきいている??・・・


イアンと私で対応したこのインタビュー、もうあまり覚えていませんが、確か一日かかって次から次へとやったインタビューの一つだったかと。インタビューによっては、イアンの答えはその場で日本語に訳し私は日本語で答えたりもしましたが、この雑誌のはインタビュアーの方が英語OKで全て英語でやり、後で和訳されたのだと思います。で、和訳された私の口調が「〜だよね」という感じに・・・イアンも同様なノリの口調にされていますが、イギリス人の彼はともかく、日本人である私が初対面の日本人の方にそういう話し方をしている様を自分で読むのは、結構衝撃でした(笑)。そういえば、日本の雑誌で海外アーチストのインタビューを和訳したものを見ると大抵そんな感じになっているので、そういうものなんでしょうね。


でも何故なんでしょう、この特有のタメ口口調・・・もし日本のアーチストが言ったらなんだか歯が浮きそうな言い回しも(笑)。まぁ私もこれまでは何も考えずにそういったインタビューの和訳を読んでいたし、日本の読者の感覚からすると、海外のアーチストがもし日本語で話したならそういうノリのイメージということでしょうか。日本語は奥が深い・・・


ちなみに、イアンの答えは日本語に訳し私は日本語で答えたインタビューも見ましたが、それは私は実際に話した通りの敬語口調のまま書かれていて、なんだかホッとしました(笑)。


〔写真は、あるインタビューで「ヒロミ・ゴー!」のLPをプレゼントされてご満悦のイアン♪(Simaさん撮影)〕


2007年03月19日(月) 

今週イギリスのバーミンガムで、毎年恒例の「クラフツ(Crufts)」という世界最大のドッグショーが4日間に渡って開催されています。犬好きの私、バンドのメンバーやクルーには「取りつかれている(obsessed)」と言われます。現在のところ住宅事情により自分では飼えず、ツアー先で犬を見かけると写真に撮ったり犬のついた服やグッズを買ったりして自分を満足させているもので・・・猫や他の動物も好きだけれど、やっぱり犬が最高。クラフツはテレビでも放送され、初日にはすかさず携帯電話にツアーマネージャーから「クラフツ見てるかい?」とのメッセージが(笑)。私はどんな犬を見ても「かわいい〜」「かっこいい〜」「美しい〜」と嬉しそうに眺めるだけなので、どの犬種の毛並みがどうだとか筋肉の付き具合がどうだとかいうことはよく分からないのですが、とにかく次から次へと出てくる様々な犬達の豊かな表情が見られるだけで幸せです。いつか我が家にも愛犬を迎えられる日が待ち遠しい・・・

 

ツアー中の犬に関するエピソードを一つ。昨年8月、アメリカのフェスティバルでライブ中にステージに1匹の犬が侵入・・・小規模でのどかなフェスだったんですが、Junior Kickstartで盛り上がってる最中に何処からともなくやってきて、バンド一同爆笑しながら演奏を続ける中、ステージ上の前の方を不思議そうな顔でトロトロ歩いた末に去って行きました・・・スウェットバンドをしたこのグルーヴィな犬、私達の次のバンドの犬だと判明。そのバンドの演奏中もステージ周辺でくつろいでいました。私のツボにジャストミーーート・・・

 

ところで私は最近になって猫アレルギーになってしまいました。以前は全く問題なかったのに、今では猫に触れると鼻が詰まり目が腫れてかなり辛いことに(涙)。かわいくて撫でたくても触れられないもどかしさ・・・でもまだこれが犬アレルギーじゃなくて、よかった・・・


2007年03月11日(日) 

声優さん

もう3月ですね。The Go! Team のレコーディングは少しずつ進んでいます。私はドラムと、ボーカルも少々・・・ドラムは私だけでなくライブでセカンドドラムを叩くイアンとサムもやるし、何でもアリです。前作に勝るとも劣らぬモノができそうなので、楽しみに待っていてください・・・余談ですが、私のボーカルを録音するにあたり、曲を作ったイアンがメロディーのガイドラインとして、自分でわざわざ女性っぽい裏声で(!)歌ったデモをくれたのですが、彼のこの声がなんともいい感じで、「これ絶対残すべきだよ」と言ったのですが本人は断固として拒否・・・残念。


声といえば・・・私の子供の頃の夢はアニメの声優さんでした。正確には画家→漫画家→アニメーター→声優で、小さな頃から絵を描くことが好きだったので描く職業に始まり,やがて声優を夢見るアニメ少女に。結局声優にはなれなかったけれど、アニメ好きは今も変わりません。質の良いアニメがテレビで普及していないイギリスに来てから一時離れていたものの,付き合い始めた彼(現夫)がこれまたアニメ好きで私の情熱も再燃、アニメ雑誌〔日本から輸入されたものを買うので3倍くらいの値段(泣)〕をチェックして、面白そうなのはDVDを買って観ています。


The Go! Team では幸運なことに『The Simpsons』の脚本チームの人が私達のファンとのことで、一昨年ツアーでLAに行った時に脚本の読み合わせを見学させてもらえました。聞き慣れたキャラクター達の声が声優さん達の口から出てくる様子を目の当たりにした時の感動といったら! さすがプロ、囁くようなセリフでもすごくとおった声でハッキリ聞こえて、それに一人数役こなしたり、もうポカ〜ンと見てしまいました。それからサインをもらったりアフレコを見学させていただいたり、人気アニメなので誰でも感激する体験ですが、アニメや声優への思い入れの強い私には感動もひとしおで・・・こうなったら次の目標は『The Simpsons』にゲスト出演しかないでしょう!

 

それにしても最近の日本の若い声優さんって、もうアイドルのような感じですよね。昔は声優さんの顔を拝める機会なんて滅多になく、そういうミステリアスなところに憧れたもので。今は枠にとらわれず幅広い活動ができるのは良いことですが、なんだか声優という仕事の何かスペシャルなものが失われてしまったような、ちょっぴり淋しい気も・・・でもやっぱり憧れの職業です。ちなみにお気に入りの声優さんは『攻殻機動隊』バトー役の大塚明夫さんと素子役の田中敦子さん、かっこいい〜!


〔写真は『The Simpsons』のお父さん、ホーマー役のダンさんと〕


2007年03月05日(月) 

あの時はお世話になりました

 

The Go! Team のファーストアルバムでの最後のライブから4ヶ月が経とうとしています。今はじっくり次のアルバム作りに取り組まねばならないわけですが、ツアーがパッタリなくなってしまうと結構淋しいです。一つのツアーが長く続いた時には疲れることもあるけれど、やはり行く先々で応援してくれる人達に直接会えるのが何より励みになります。


日本へは一昨年7月末に念願の初来日、いきなりのフジロックフェスティバル出演!「全然知られてなくて誰も見に来ないんじゃないか」と思っていたので、大勢の方が来てくださり(中には "GO! TEAM WE ♡ YOU" と書かれた英国国旗を掲げる人達や、後でネットで見たのですが背中に "THE" "GO!" "TEAM" と書かれたTシャツを着た人達も!)、皆さん楽しんでくれたようで、バンド一同大感激でした。そして私個人としては祖国でライブできることに特別な感慨があったので、ドキドキで歌ったソロの時も皆さんの温かな応援が涙が出るほど嬉しかったです。


ただ、非常にタイトなスケジュールで何も見られなかったのが残念。ライブ前夜の1時に苗場到着(この時私達の到着を待ってくれていたファンの人達がいて、これも嬉しい驚きでした)、当日は自分のステージが終わったら慌ただしく写真撮影やインタビューをやってすぐに東京へ出発と言われ、「そんなぁ(泣)」って感じで。特に同じホワイトステージの Boom Boom Satellites が見られるのを楽しみにしてたのに〜・・・


東京では恵比寿のリキッドルームでフジロックのアフターパーティー、これもアットホームな雰囲気で楽しかったです。それからホテルの近くのレコード屋さんに行ったらアルバムがお薦めコメント付きでディスプレイされていて、スタッフの人が「フジロックで最前列で見てました」と言ってくださってとても嬉しく、そしたら店内で Bottle Rocket が流れ始め、ありがたくもちょっと気恥ずかしく・・・(笑)。


慌ただしい初来日でしたが、他にも英国大使館のイベントに招待されたり、楽しい思い出がいっぱい。ライブを見に来てくださった皆さん、インタビューしてくださった皆さん、お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。ツアー再開を楽しみに、再来日の実現も祈りながら、レコーディングがんばります。

 

カイ


2007年02月24日(土)